【2022年・日本国籍者向け】日本から海外旅行/出張にいく際に準備すべき物/こと。

【2022年・日本国籍者向け】日本から海外旅行/出張にいく際に準備すべき物/こと。

こんにちは、ロンドンからスタートしたメガネ/サングラスブランド、「METRONOME®」を販売するMETRONOME DESIGN INC.の日本オフィシャル通販サイト・METRONOME-Tokyo OnlineのOKDです。

 

はじめに

普段は「メガネ/サングラスブランド」として書いているこのブログですが、今回はいつもとちょっと違うことを書きます。表題にもあります通り、コロナ禍での海外からの出入国事情ってどうなの?という点について、実体験をベースに書いていきたいと思います。

国内外と取引をするブランドとして、METRONOMEは海外展示会へも積極的に出展しております。2021年はフランス・パリで開催された国際展示会SILMO PARIS2021へ参加。2022年はコロナによる延期はありましたが、5月にイタリア・ミラノで開催された国際展示会MIDO2022へ参加しました。

当然出張として、所定の要件をクリアした上での海外渡航となります。2021年、2022年とジリジリではありますが回復しつつある移動の自由。

海外との関係では、ようやく外国人観光客の受け入れについて認める方向へ動きつつある日本。ビジネスベースでは既に往来はありますが、それでもコロナ前よりは遥かに少ないかと思います。

日本人の海外への出国、および入国は「出国元でのPCR検査受診&陰性証明取得」というなかなかハードルの高い要件をクリアすることで可能になります。

ちなみに海外側では、観光・ビジネス問わず入国可能な国が増えてきております。ワクチン接種、ないしは入国前のPCR検査受診&陰性証明が必要ですが、それを除けばだいぶコロナ前の状況に戻ってきているなという印象です。

 

日本出国〜海外入国

まずは、日本脱出ならぬ日本出国編です。まず日本での事前準備ですが、これは渡航先によって変わります。例えばアジア地域ですと「入国前72時間以内に受けたPCR検査での陰性証明」が必要な場合があります。

他方で、ヨーロッパ各国のように「コロナワクチン2回、ないしは3回接種済みの証明」があれば基本入国OKという場合もあります。(*なおフランスのように入国後、自由に飲食店などへ入るための「パス」を事前取得する必要があります)

あるいは陰性証明、ワクチン接種証明のどちらかあれば入国可能、など様々です。いずれにせよ、直近で海外渡航の必要があるビジネスパーソンの方などは、日本国内で新型コロナワクチンを事前に摂取しておくことをお勧めします。これを受けているかいないかで、現地での移動の自由が変わってくる可能性があるためです。

それから渡航先によっては、現地での滞在先の情報提供や、現地専用のグリーンパス(公共の施設などに入る際に提示を求められる現地専用のワクチン摂取、もしくは陰性証明)の取得が必要な場合があります。

関係省庁のホームページや現地日本大使館のWEBサイトなどは必ず事前に確認が必要です。

それから、入国時に関わる話でもあり、事前準備の段階で手配した方がいいこととして「帰国用PCR検査の予約」があります。「はじめに」でも書いた通り、2022年5月現在、日本への入国の際は「国籍にかかわらず」出国前に受けたPCR検査での陰性証明が必要です。

これがない場合、日本行きの航空機に搭乗できない可能性があります。もちろん陽性判定が出てしまった場合は帰国できません。回復するまで現地での療養となります。

こうした万が一の事態に対する保険もあるようです。とはいえ、このような帰国不可能になる自体もあるので、長期休暇が取れても海外旅行へ行こうとはなかなかならないかと思います。実際、GWの観光地として有名なハワイでも日本人観光客の数は少なかったそうです。

ワイドショーでも拝見しましたが、帰国直前に陽性反応が出てしまい、帰国できない方がいたとのことです。実は私の身近にもいらっしゃいまいした。体は元気な状態、いわゆる無症状での陽性でも帰国は不可能です。ですので、このPCR検査結果が出るまでは帰国は保証されておらず、かなり心理的には負担ですね。

 

現地滞在中の状況(フランス・イタリアの場合)

さて、それでは現地編です。今回は私が2021年にフランス、2022年にイタリアへ渡航した経験を踏まえて書いていきたいと思います。

まず結論ですが、両国とも「ワクチン摂取証明があれば、基本自由に行動でき」ます。フランスについては2021年9月時点でそうでした。ちなみに細かいところを言うと、フランスの場合、ワクチン摂取証明、もしくは現地でのPCR検査陰性証明を現地当局へ依頼し「移動用のQRパス」をもらう必要がありました。

ワクチン接種さえ済んで、その証明書さえ持っていれば飲食店や観光施設などへ自由に入ることができます。

イタリアについては2022年の5月(ちょうどGW期間くらい)に渡航しましたが、タクシー運転手が「コロナフィニッシュ」と言った通り、マスクを外している方も多く見かけました。

空港や展示会会場、それから飲食店などでは引き続きマスク着用がルールとなっているようですが、日本よりもはるかにコロナ後へ向けて進んでいるように感じました。

ロンドン在住の方によると、マスク着用義務もなくなり、すっかりコロナ終了という雰囲気だそうです。日本の飲食店でもまだまだ見かける席の仕切りもなくなっているそうです。

ヨーロッパでは先行的にコロナ規制がどんどん解除されている中で、アジア地域では日本や中国をはじめ、外国人入国に対して厳しい規制を敷いている国が多いです。日本も厳しいですが、聞くところによると中国もかなり入国のハードルが高いんだとか。

中国現地で働いているIT系の方によれば、入国に際して複数回のPCR検査を求められるのだとか(日本では、帰国前検査での陰性証明のみ必要)。

国によって方針がまだまだ異なりますが、徐々に状況は改善には向かっていると感じています。

 

日本への帰国(最も大変!)

さて、帰国編です。最も大変、と書いた通り、ここが海外渡航〜帰国の肝です。事前準備編でも書いた通り、日本入国のためには国籍関係なく出国元現地で受けたPCR検査での陰性証明が必要です。

それは現地での航空機搭乗前72時間に受けたテストである必要があり、それよりも前の時間に受けたものは時間切れ無効になる可能性があります。

現地で受ける必要がありますから、当然現地のクリニックないし、検査場へ行く必要があります。フランスの場合は大使館が検査リストを公開していたので、比較的探すのが楽でしたが、イタリアの場合はフランスの日本大使館ほど詳しい情報がなく、探すのに大変苦労しました。

なぜ大変なのかというと、日本側が「検査結果を日本指定の書式で証明書を作成し、提出する」ことを求めているからです。すなわち日本指定の書式があり、それに沿った検査証明をだしてもらうように、現地クリニックないしは検査場へ話をする必要があるのです。

この検査結果についてですが、日本式でなくても入国できる可能性は示唆していますが、基本的には日本書式(紙、ないしはデータ)での検査結果を入手する必要があります。

そもそもホテルなどの近くでの検査場探し、それから所定の書式で書いてくれるという2つの要件を満たす検査期間を探す、ということで、ここが骨が折れる部分でした。

私の実体験でいくと、まずは出国前に現地検査場探し&クリニックへ連絡し検査の可否などについて問い合わせしました。当日になって行ってみて予約が必要だったり、検査結果の日本式書式への記入不可、などと万が一いわれてしまったら一大事だからです。

フランスの場合は予約なしで検査できる機関が多かったため、やや中心部から離れた機関でしたが検査を無事受けて書類も作成してもらえました。

イタリアの場合はさらにハードルは高かったです。まず検査機関がどれほどあるかも調べてみなければわからない状況からのスタートでした。イタリア語がわからにため、翻訳しながら各サイトを確認し、何箇所も検査機関をリストアップ、各所へメールで連絡しました。

幸いにも、事前予約を英語で受け付けてくれる機関があり、無事に検査日を確定することができました。なぜ検査日も大事かというと、前述の通り、日本入国のためには現地出国前72時間以内に受けた検査結果のみ有効だからです。

あまり早く受けてもそれはそれでNGということです。

 

日本へ向けて!〜着陸からの入国審査

さて、無事に陰性証明を取得できたら堂々と帰国することができます。移動の飛行機内や、トランジット先空港の状況は、あまりコロナ前と変化がありません。消毒の機会が多かったり、書類のチェックがいつもより少し時間がかかっているような雰囲気はありましたが、基本的には問題なかったです。

日本着陸後は現地で取得した陰性証明を提示しつつ、空港での検査を受けていきます。そこで無事陰性であれば晴れて日本へ帰国することができます。

ちなみに乗っていた航空機内で陽性者が出た場合、同じ便に乗っていた人は隔離になる可能性があるかもしれません。これは随時アップデート情報をご確認ください。

なお、2022年現在、入国後自宅での自主隔離を求められることもありません。陰性であれば基本的に自由に行動することができます。このように行動制限も徐々に解除されており、帰国前PCR検査を除いて帰国に向けたハードルもなくなりつつあります。

まだまだ完全に終わったわけではありませんので、引き続き用心しながら過ごして生きたと思います!

それでは

OKD

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