【2022年更新】おしゃれなトレンドメガネ/サングラスが一堂に集結・国際展示会MIDO出張記録(イタリア・ミラノ)I METRONOME
こんにちは、
しばらくご無沙汰しておりました。
ロンドンからスタートした
メガネ/サングラスブランド、
「METRONOME®」を販売する
日本オフィシャル通販サイト
Metronome Tokyo OnlineのOKDです。
当サイトでは、
オリジナルブランドのメガネ/サングラスを中心に
個性あふれるアイウェアを数多くご紹介、
全国へお届けしております。
今回は、
アイウェア国際展示会へ出展した件について
書いていきます。
世界におけるアイウェア事情、
2022年の海外渡航事情などについて
お話しできればと思います。
海外展示会『MIDO』へ参加
さて、
おかげさまで認知度を高めつつあるMETRONOME、
海外でもヨーロッパを中心にお取り扱いが
増えております。
海外代理店を拡げるにあたっては
現地バイヤーやショップとのつながりを
増やしていく必要があります。
その貴重な機会がメガネ/サングラスブランドや
機械メーカーなどが一堂に会する「国際展示会」です。
METRONOME Deign Inc.
(株式会社メトロノームデザイン)は
これまでフランスのSILMO PARISや
ドイツミュンヘンでの展示会、
それからニューヨークなど世界各国の
イベントへ出展してまいりました。
そして2022年5月
イタリア・ミラノで開催される眼鏡/サングラスの
国際展示会MIDOへ参加いたしました。
MIDOへはこれまでも何度か出展経験があります。
ただ、
昨今の感染症問題の影響で
昨年のイベントはオンライン開催、
そして
本来であれば今年2月に予定されていた展示会も
延期になるなど余談を許さない状況でした。
それでもようやく事態が徐々に落ち着きを見せ始め、
今回のMIDO開催・出展に漕ぎ着けることができました。
正常化へ向かいつつある国際的な人の往来
さて、2022年のMIDOはイタリア・ミラノ開催でした。
日本からは直行便や経由便で10時間〜20時間の長距離移動となります。
METRONOMEからは日本から3名、
ロンドンのメンバーが1名の総勢4名での出展でした。
ロンドンメンバーによると、
ヨーロッパではかなりコロナ前への回帰が
進んでいるようです。
マスクの着用義務や外出制限等の解除など、
ワクチン接種が前提ではあるものの、
かなり正常化が進んでいるとのことでした。
イタリアの場合、
日本でいう「ブースター摂取(3回目の摂取)」が
済んでいて、その電子証明があれば特に移動制限等はかけられません。
日本でもGWの国内旅行の賑わい見られるように、
人の往来が活発してきましたよね。
日本からの渡航に際してもその実感はありました。
まず、往復の航空機の空席率が
グッと下がったように感じました。
今回のMIDOが日本のGW休暇の真っ只中での開催、
という事情もあると思うのですが、
昨年のガラガラな機内とは全然異なる様相でした。
成田空港からの出発でしたが、
人の数も以前よりは明らかに増えていました。
往来規模ですが、
状況は徐々に改善しているように感じました。
トランジットの空港ではマスクをしている以外、
コロナ禍以前とあまり変わらない様相で、
人の往来は活発で飲食店なども普通に営業していました。
そして、イタリア入国時において、
「ワクチン3回接種済み」であれば
特段規制を受けないことになっていたので、
コロナ前と変わりなくスムーズな入国ができました。
事前に宿泊先やワクチン接種の有無などを
専用フォームから登録する必要こそありましたが、
特段難しい作業でもなく、障害ではありませんでした。
余談ですが、
海外旅行を検討された方なら
ご存知かもしれない話題。
帰国時の陰性証明取得についてもお話しします。
2022年5月現在、外国から日本への入国の際は、
「国籍にかかわらず」PCR検査実施後の得られる
陰性の証明書を提示する必要があります。
ちなみに、
これがないと航空機に乗れない可能性があります。
ですので、日本国籍でもどんな理由であれ、
海外へ行き日本へ帰国する場合、
現地出発前にこの証明書が必要になります。
現地での検査実施なので、
当然現地のクリニックや薬局などへ行く
必要があります。
これを探し出すだけでも一苦労なのですが、
もう一つ気を付けておくべき点があります。
実は、提出が求められる陰性証明には
日本政府指定フォーマットが存在します。
注意書きをよく読むと、
必ずしもそれ以外NGというわけではなさそうです。
ですが、
基本的には日本書式での提出が良いでしょう。
また、基本的にはPCR検査であれば
検査方法としてOKなのですが、
一部対象外の検査手法もあるため、
この内容も念の為確認が必要です。
つまり、
帰国前には現地でPCR検査を実施でき、
かつこちらが指定する書式で検査結果証明を
出してくれる検査機関を探し出す必要があると言うわけです。
この検査のタイミングですが、
現地出国前の72時間以内(丸3日)と
なっております。
計画的に受診すればそれで問題ないのですが、
出発前ギリギリに受診する場合は要注意です。
PCR検査は基本、
実施後24時間〜36時間以内に結果を出す
場合がほとんどです。
ですので、通常検査で実施した場合、
出発前直前だと予約した航空機の離陸時間までに
検査結果がでない恐れがあるのです。
万が一、急ぎ結果を取る必要がある場合は
検査機関などに問い合わせて
エクスプレス対応をお願いする必要があります。
この急ぎ対応自体は概ね受け付けてくれるかと思います。
ただし、追加費用がかかる可能性がありますので、
そこはご準備ください。
MIDOで注目のアイウェア
さて、
だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、
そろそろ展示会、
そしてメガネ/サングラスの話に移っていきたいと思います。
今回の展示会ですが、
イタリア・ミラノの中心地から少し北側の
展示会場にて開催されました。
イメージとしては日本の東京ビックサイトや
幕張メッセみたいな広い会場に、
たくさんのアイウェアブランドや機会メーカーが
それぞれブースを立てて集合しているイメージです。
日本からの出店は当ブランドの他にも
いらっしゃいました。
また、製造機械のような大型のマシンの
展示ブースなどもあり、見応え抜群でした。
会場のセキュリティに出展者パスを提示して
入っていくのですが、
なかなか会場までは歩きます。
(そう入っても5分少々ですが)
正確な広さは分からないのですが、
「東京ドーム〇〇個分」という表現が
できるくらいだということは間違い無いです。
会場にはイベントに合わせてカフェや
スタンドもオープンしており
、常に行列ができている感じでした。
会場の規模のわりにそこまで飲食店がない感じでしたので、
常に混んでいるイメージでした。
それと会場価格でしたので、
なかなかの金額でしたが、
美味しくいただきました。
さて、そんな大会場にて、
個性的なメガネ/サングラスが勢揃いする展示会が開かれ、
その場において、
目利きのバイヤーが唸ったフレームがございます。
各ブランドからそれぞれご紹介していきます。
まずはMETRONOMEから『Blasphemy』です。
METRONOMEを代表する1本である、
ゴーグルをモチーフにした
メガネ/サングラスの常識に真っ向から歯向かう問題児です。
そのデザインの特異さは展示会でも健在で、
各国のバイヤーが足を止め、じっくり見ていきます。
職人の手で組み込まれたこだわりの1本。詳細はこちらからどうぞ。
続けて、Resonanceから『化石加工フレーム』です。
METRONOMEのDistortion Melancholiaなどで
お馴染みの化石加工という彫りを加えたフレームです。
METRONOMEの価格帯だとちょっと手を出しづらい、
という声にお答えして生まれた作品になります。
こちらも職人の手で1枚1枚削っておりますので、
全く同じ柄は存在しないというのが注目ポイントです。
また化石加工においてはノーマルバージョンと、
より彫りの深い強化石加工の2種類がございます。
自分だけのオリジナルフレームとして愛用できる
個性抜群の表面加工フレーム。
日本でももちろんオーダー可能です。
詳細はこちらから。
(*お好みのフレームと一緒に加工方法をカートへお入れください)
今回のオーダーの中でも
群を抜いて数が多かったのが加工フレームでした。
海外ではもちろん、
日本でも少し物珍しいものですので、
実際に触っていただき納得の上でオーダーいただきました。
今回はResonanceのフレームにて、
サンプル品として加工済みのものを
いくつか会場へ持ち込みました。
ただ、加工自体はResonanceのフレームに限らず可能です。
化石加工だけでなくフレーム表面のツヤを落とす
「マット加工」も可能ですし、
当ショップの多くのフレームが加工可能です。
ですが、バイヤーさん曰く
「実際にこのフレームが加工によって
どう変わるかイメージしずらい。
今、この場にあるサンプルの中から選びたい」
とのことでした。
この辺はネットなどを介して
メガネ/サングラスを販売する難しさだなと
感じています。
実際に見て、手で触れる感触に近い体験を
どうやって実現していくか、
オンラインストアの今後の課題だと感じています。
3つ目はTradから『Lily』です。
世界が唸るメイドインジャパン品質。
アジアのバイヤーから特に注目を集めておりました。
また、ヨーロッパのバイヤーが、
ショップ用とは別に個人的に買いたいと
オーダーが入る場面もございました。
日本でも2022年大人気の丸眼鏡。
トレンド商品としてTradの顔とも言える存在です。
詳細はこちらから。
さて、
2022年は新ブランドお披露目の年でもありました。
TYBALTもさっそくMIDOにてオーダーをいただきました。
METRONOMEでPRESSを担当する波多野が
クリエイティブディレクターとして、
岩本が企画として参画するプロジェクトブランド。
ブランド名の通り、
ロミオとジュリエットに出てくるティバルトから。
ブランドコンセプトは
「メガネは永遠の脇役」として、
決してメガネが主張するのではなく、
あくまで着用する人の「脇役」としての
企画をしております。
新ブランドの4フレームの詳細はこちらからどうぞ。
さらに、
当ショップで好評発売中のブランド
MonkeyFlipから『ドロ』のご紹介です。
かっこいいデザインが出揃うMonkeyFlip。
表面加工もバリエーションが豊富です。
デザインによっては数量が少ないものもあり、
早い者勝ちです。
日本人向けに設計されているモデルが多く、
鼻パッドがなくてもピッタリ安定します。
『ドロ』を含むMonkeyFlipのラインナップはこちらからご確認くださいませ。
海外での販売ならではの難しさとして、
サイズ感の違いはありました。
本格的に海外向けにすると、
基本的に日本人の顔にはサイズ的に合わなくなります。
逆も同様です。
特に鼻パッドのありなし、についてが典型的で、
アジア系の顔つきとヨーロッパ系の顔つきですと
鼻の高さが異なり、
これがメガネ/サングラスのフィット感を左右します。
またデザイン的な問題もありました。
フレームの彫刻がバイヤー的にNGが出るケースが
たまにですがあります。
(想像ですが、海外メーカーで、
日本語でど下ネタの書かれたフレームがあっとしたら
さすがに敬遠されるような感じでしょうか)
売り先の国や地域の政治、宗教、
それから社会常識など、
こればかりは郷に従えの精神でやるしかないのだと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回の展示会では新作である加工フレームや
MonkeyFlipの新型など、注目を集めておりました。
やはり慣れているバイヤーさんは
新作を見たがるのだなと改めて実感した次第です。
国内、国外での展示会もいよいよ勢いを
取り戻しつつりますが、
まだまだ油断せずに頑張っていきたいと思います。
それでは今日はこのくらいで、
OKD