【2022年】フランス~ポーランド海外出張記録(現地事情編)
(2022年11月9日〜更新中〜)
こんにちは、
ロンドン発のメガネ/サングラスブランド
METRONOME®️など個性的なアイテムが揃う
オンラインセレクトショップ
METRONOME-Tokyo Onlineです。
今回は番外編的な位置付けとして
先日の出張の現地レポートをしてみたいと思います。
写真もあれば適宜追加しながら更新して
いければなと思います。
さて、
ヨーロッパ各国ではコロナ規制を
撤廃している国も出つつあります。
端的に言えば
「コロナ・フィニッシュ」です。
(現地タクシードライバー曰く)
出国前〜経由地出発
まずは出国直前から、
経由地ドーハ出国までを振り返っていきます。
離陸地は成田空港でした。
出国審査前のターミナル内では
前回の出張時(2021年9月)よりは
営業している飲食店も増えた印象です。
ただ、土産店などはまだまだ
休業している店舗も多かったです。
(まだまだ閑散としている日本の空港)
まだまだコロナ警戒中ではあるものの
目的地(フランス)がコロナ規制を
撤廃していることもあり、
特段問題なく出国手続きが完了しました。
ゲートまでの免税店は営業している
店舗が比較的多いように感じました。
とはいえ特にやることがなければ
ただひたすら離陸の時間を待つのみ、ですね。
中継地までは所用約10時間前後。
さすがに機内ですので、
特に話題になるようなこともなく、、、。
無事に経由地ドーハ(カタール)へ
到着しました。(良かった。。。)
現地は早朝、ということで
やや時差ぼけを感じ始めながらも
多くの人が行き交う空港を散歩してみました。
まだカタールがマスクの着用を
推奨しているようでした。
空港内ではマスク着用者・未着用者が
半々といった印象でした。
さて、
カタールでのトランジットもほどほどに
フランス・パリに向けて出発します。
こちらは約6時間。
よくよく考えたらこちらもロングフライトです。
無事にパリに着陸し(本当に良かった!)
やや待たされつつも荷物を受け取り、
設営会場へと向かいます。
現地での移動は鉄道、
もしくはUBERタクシーを利用しました。
コスパ的には鉄道の方が良いですね。
ただし、
荷物が多い場合や、
複数人で移動する時はUBERを使った方が
結果安上がりになる場合もあります。
(仏・シャルルドゴール国際空港出口)
現地のタクシーではなく
UBERを利用するメリットとしては
- 目的地を予めアプリで指示できる
- 料金が事前に決定される(ぼったくられる心配がない)
- アプリでピックアップポイントも指定できるので、呼んだら来てくれる
などなどです。
フランス到着〜設営
さて、
会場にも到着しつつ
翌日の「展示会」に向けて準備を進めます。
展示用の棚などは
会場提供のものをレンタルするか、
自前で用意することが可能です。
(設営中のSILMO会場内)
細かな物資や備品類は現地調達するか
持ち込みになるかと思います。
物にもよりますが備品もなるべく
現地調達した方が良いかもしれません。
飛行機に乗せて日本から持ち込むにしても
トランクに詰め込む容量や重量の問題で
出国前に止められる可能性があります。
重量オーバーのトランクのために
追加料金を払うよりかは
現地で物資を調達した方が安上がりです。
幸いパリでの展示会は近くにIKEAが
ある会場でしたので、
大体のものはそこで揃いました。
(夕暮れ時のSILMO会場)
会場設営を終えるとホテルへ戻り
夕食を食べたのち展示会本番に備えて
各自休む、といった流れでした。
(会期中は概ねこの流れ)
近くにスーパーなどもありますが、
遅い時間だとクローズしてしまうので
必要なものはなるべく買いだめておくと
良いかと思います。
今後さらに展示会の模様、
その他現地でのお話書いていきたいと思います。
(2022年11月8日 ↑)
(2022年11月9日 ↓)
SILMO PARIS2022
さて、
2022年SILMO PARIS
昨年とは「コロナ後の展示会」である
という点で異なる状況の中
「さてどうなるのか」と
期待と不安が入り混じりながらの準備を
進めておりました。
幸い今回はスタッフ人員も
十分におりましたので時間通りに
準備完了できました。
展示品の配置を時々調整しつつ
METRONOMEブースで来場してくださった
バイヤーの皆様とお会いしました。
バイヤーさんの中にも
新規の方と以前からのお付き合いある方と
いらっしゃいますが
口を揃えて仰るのは、、、
「で、今年の新作は?」
さすがは目利きのバイヤー様方、
慣れている方は「これは」と思ったものを
次々とオーダーリストに追加していきます。
(オーダー受付係が間に合わないほどでした笑)
朝9時から夕方18時ごろまで、
ほぼこのような流れで次々とやってくる
バイヤー様と商談を重ねていきます。
とりわけ人気だったのは
METRONOME®️とそのデザイン性を
引き継いでコストパフォーマンスを
調整したResonance®️です。
METRONOME®️では特に「表面加工」を施した
フレームが人気でした。
当ショップでも提供している「化石加工」や
「マット加工」です。
(METRONOME『Distortion Melancholia 2023ver』)
Resonanceでは新作のクリアー系フレームと
2ポイントサングラスにたくさんのオーダーを
いただきました。
(Resonanceの新作2ポイント。レンズ形状、サイズもさまざま)
ちなみに会期中ですが
地味に悩ましいのが「お昼ご飯」です。
会場内にはコーヒースタンドや
ハンバーガーショップなどがあり
食べるものがない!ということはないのですが、
円安の影響もあり少し高めです。
外のスーパーなどでお安く調達しておくのも
コスパ良く展示会を乗り切る秘訣かもしれません。
逆に、夕食は近場で良いレストランを
見つけておくと出張期間中困らずに済みます。
我々の場合は日替わりで中華系、ベトナム系、
海外お決まり(?)のステーキなどコスパの良い
レストランをなんとか発見できました。。
海外でも飲みたいコーヒーも
バッチリ会場価格です(2.5ユーロ〜)
ちなみにお国にもよりますが
フランスやイタリアなどでは
コーヒー=日本のエスプレッソの
イメージが近いです。
おちょこくらいの大きさのカップに
濃いコーヒーが基本です。
日本的なコーヒーが飲みたい時は
「アメリカンをください」と店員さんに
お願いすれば薄めのやつを作ってもらえますよ。
知らずに頼むと「コーヒーと言ったのに
エスプレッソ?」となるので
コーヒー好きの方は要注意です。
展示会終了〜フランス散歩
さて、
ここからはプライベート感も出てくる
出張後半の模様を書いていきます。
舞台はSILMO会場から南へ移動した
パリ市内です。
パリ市内は日本の地下鉄に負けないくらい
鉄道網が細かくなっています。
慣れている人であれば地下鉄などを
利用してエッフェル塔や凱旋門などの
観光地へ行く方がかなりお得に移動できます。
UBERがだいたい10〜20EUR/1回
費用がかかるのに対して鉄道であれば
3〜5EURほどで移動できます。
「それならば空港までの道のりも
鉄道で行けばいいわけね」と思いますよね。
基本はそれで大丈夫です。
ただし、
(鉄道休業のお知らせ)
実はタイミングを間違えると
鉄道が休業している場合があります。
(*パリ市内-空港間の鉄道など
限られた路線だけのようですが。。。)
すべての鉄道が止まるわけではありませんが
この辺りの交通事情も要注意です。
私が遭遇した時はバス停周辺などに
トランクをを抱えた人々で混雑していたので
伝家の宝刀UBERタクシーでパリ市内へ
移動しました。
ところで、、、
「大きいトランクまでいちいち
パリ市内まで引っ張っていくの面倒じゃない?」
という方には「空港の荷物預かりサービス」の
利用をオススメします。
詳しくはこちらもご確認くださいませ。
買いすぎたお土産品や、
わざわざ持ち運ぶ必要のないトランクなど
空港で預かってもらうことができます。
我々の場合では展示会終了後は
基本開くことのない物品入りの
トランクなどを預けておりました。
日数や重量で料金が計算され、
クレジットカードなどで前払いするシステムです。
大きな都市の駅や空港にはこうした
荷物預かり所やロッカーがあるので
うまく利用できると旅がより快適に
なるかと思います。
パリ市内の様子
市内の様子といえば、
昨年はたくさんあった
「PCR検査のテント」がなくなっていました。
2021年はまだコロナ規制がかかっていました。
市内ではあちこちにテントがあり
簡易的なPCR検査ができるようになっていました。
(フランスといえば、、、の凱旋門)
2022年はコロナ規制は終了しましたから
同時に検査場も役目を終えたということでしょう。
*帰国前にPCR検査をしないといけない
旅行者・出張者にとってはPCR検査場が
減ってしまったのでちょっと面倒なことに
なっていたようです。
ご存知の方も多いかと思うのですが
2022年現在、
海外渡航者が日本へ帰国する際には
以下のいずれかの基準を満たしている
必要があります。
- 指定のコロナワクチン3回接種証明の取得していること
- 渡航先現地で出国前72時間以内に検査し、陰性であることを証明する書類
つまり1)の接種証明を持っていない場合
(そもそもワクチン未接種の場合)
渡航先現地でのPCR検査実施が必要になります。
この検査場探し、なかなか骨が折れます。。。
渡航先がコロナ規制を撤廃している場合は
なおのこと検査する場所が限られてくるので
面倒なようです。
*フランスの場合は
シャルル・ド・ゴール国際空港にて
日本政府指定のPCR検査を受けることが
できます(*事前予約制です)
通常検査で50EUR〜、
お急ぎ便の場合は+@で料金がかかります。
筆者、ポーランドへ行く
さて、
フランスでの仕事を終えて
筆者(OKD)はポーランドへ向かいました。
(待てど暮らせど荷物来ないと思っていたらロストバゲッジした件)
ポーランドからのバイヤーとも取引があったり
筆者個人が元々ポーランドと縁があったりで
せっかくなので視察も兼ねて足を伸ばしてみました。
ポーランドもフランス同様に
コロナ規制を撤廃しており、
入国の際に特段支障もなくスムーズに移動できました。
ただ、
この度は同行者がいたのですが
その方の荷物がなかなか出てこないのです。。。
蓋を開けたらまさかのロストバゲッジ
つまり航空会社が荷物を紛失してしまったのです。
専用窓口へ向かい書類に所定の記載事項を
記入して探してもらうこととなりました。
(*幸い、荷物は発見され滞在先のホテルへ
届けてもらうことができました。)
(フランスーポーランド間は所用2時間ほど)
こういったこともありますので、
「特に重要な荷物は預け入れ荷物の中に入れない」
とした方が良いでしょう(金品はもちろんのこと
変圧器や充電器など替えが利きにくいもの)
その辺の件は、同行した友人のブログでも
読めますのでよかったらぜひ。
ポーランドですが、
筆者は4年ぶり、4~5回目です。
(なかなか行ってます)
アイウェア稼業を始めてから来て
気づいたことがあります。
「ポーランド、眼鏡屋多くない?」
ショッピングモールの同じフロアに
2店舗あることも珍しくありません。
(激戦区)
ポーランド自体が成長国ということもあり
ビジネスの香りを感じつつ街を
練り歩いておりました。
ポーランドでの移動は
トラム(いわゆる路面電車)が
非常に便利です。
フランスの地下鉄のごとく、
街の至るところを走っています。
バスの本数も多いのでこちらも
オススメです(UBERよりはるかに安い!)
(鉄道での長距離移動時はお菓子を買っておくのがオススメ)
ポーランドで都市間を移動する際は
高速鉄道を利用します(日本でいう新幹線)。
選ぶ車両によって座席の仕様が違ったり
等級があったりします。
(グリーン車と一般車のイメージです)
安い等級であれば、
都市間の移動でも1人3,000円〜ほどで済みます。
ただ、最も安いパターンだと
畳1畳分(?、流石にもう少し広かったかな)
くらいのスペースに仲良く6人座るので、
それで2〜3時間の移動はなかなか大変です。
(新幹線の3人席を向かい合わせにしたイメージ)
それなりの等級の車両でも
片道5,000円あれば乗れますので
決して「贅沢し過ぎ」ということはないと思います。
(*ただし、油断して荷物を広げたまま
眠ったりしないように。流石にスリはいます。)
ポーランドの観光名所(独断と偏見で)
せっかくなので(?)
ポーランドの観光名所についても
ちょっと書いていきたいと思います。
ポーランドの首都はワルシャワ。
このエリアは旧王宮と呼ばれる建物や
大統領官邸、それから博物館などもあり
見応え十分の観光地です。
(首都だけあってビルも立ち並ぶワルシャワ)
とりわけ中心地はトラム=路面電車が
たくさん走っていますので
乗り方を覚えることができれば
かなり楽に移動することができます。
20分間有効のチケットで100円前後です。
少なくとも片道はこれでOKです。
駅近くに設置してある券売機や
コンビニなどでも購入可能なようです。
トラムの車内にある券売機でも購入可能です。
*ただし、車内でのチケット購入は
「タッチ式クレジットカード」でのみ
支払いができます。
最近はGoogleマップでどの駅で乗って
どの駅で降りれば良いか
細かく指示してくれるので便利にです。
海外へ行く際はグローバルWifiのレンタルや
海外でも使用できるSimカードの契約を
おすすめします。
例えば、
筆者の場合は ahamo を契約していたので
ahamo の場合は海外でも20Gまで
日本と同じ通信速度で利用することができます。
(ただし、20G以上になると自動的に
通信速度が低下しますのでご注意を)
そんなこんなで早朝の旧王宮周辺散歩。
(早朝で人が少ない&曇っていました)
中心地からトラム(路面電車)で
10分少々です。(歩いても行けます)
早朝ということもあり人もまばらで
少し寒いくらいでした。
ちなみに食事ですが、
基本的には朝はホテルの朝食、
昼・夜はレストランなどで食べていました。
(まさに、絵に描いたようなホテルの朝食)
ワルシャワの場合は中央駅直結の
ショッピングモールがあるのですが
そちらのフードコートなどが充実しているので
よくそちらに行っていました。
チェーン店も多いですが、
きちんとポーランド特有の料理を
提供してくれているお店もあるので安心です。
いきなりローカルレストランへ行くのは
勇気が、、、という方にはオススメです。
ホテルですが、
ワルシャワでは『メトロポル』という
駅近のホテルに宿泊しました。
ワルシャワでは中級クラスのホテルとして
ランク付されていますが、
内装・朝食の内容的に個人的には
中級+と言っていいくらいだと思っています。
駅から徒歩5分ほどなのも魅力です。
実は、
初めてポーランドに来た2016年に泊まって以来で
その時に非常に気に入ってリピートした、
という次第です。
(相変わらず朝食は素晴らしかった!)
鉄道移動〜旧首都クラクフへ
ポーランド到着2日目は
3時間〜ほどの鉄道移動で旧首都である
クラクフという地域を訪問しました。
よく「日本の京都のイメージ」と
言われています。
(クラクフの観光名所『ヴァヴェル城』)
その表現通り、
教会やお城など観光名所が多いです。
アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館の
最寄りの都市としても有名です。
今回は博物館の訪問をメインに
このクラクフへとやってきました。
実は、、、
このクラクフ移動中の写真が
あまりありません。。。
当日は雨が降っていたりもして
雨具をホテルに置いてきてしまったので
なかなか大変でした。
移動が多くスケジュールが過密だったこともあり
最後に撮った写真といえばこちら。
(クラクフの人気レストラン『フウォプスキ・ヤトゥウォ』)
こちらも初めてきた2016年以来の
リピート来店です。
量・味・価格全て良しのオススメです。
量が「なかなか」多いので、
割と1皿を2人で分けても良いかもしれませんね。
余談ですが
このお店はサービスフィーを
置いていくことがマナーです。
だいたい会計金額の10%ほどで良いと思います。
(レシートに「この金額にはサービス料は
含まれていないよ!」としっかり書いてあります)
観光名所でもある中央広場はこんな具合。
(午後は晴れて綺麗な夕焼けのクラクフ)
このあとはまた長距離を
鉄道で移動しワルシャワへ戻りました。
序盤にも書いたような気がしますが
長距離での鉄道移動の際は
「1等車」の利用をオススメします。
疲れた体には専用の座席が一番です。
翌日は再びパリ入りします。
再びのパリ
ポーランドでの視察(観光?)を終えて
筆者等は再びのパリへ。
これには事情があり、
端的には「PCR検査での陰性証明取得」のため
パリを経由して帰国する段取りです。
(ワルシャワに別れを告げ、パリへ@ワルシャワ・ショパン空港)
本ブログでもちょっと言及しましたが
2022年10月現在で日本へ入国するためには
3回以上のワクチン接種証明、
もしくは出発地で実施したPCR検査の陰性証明の
提出が必須となっております。
筆者=OKDは
ワクチン接種証明を取得済みでしたが
同行者が陰性証明を取得する必要が
ありましたので現地で検査場を探し、
検査を実施しました。
(*ちなみに無事「陰性」でした)
2022年9月以前は、
ワクチン接種済みの方でも
この海外現地での陰性証明取得が必要で
この対応がネックであまり海外渡航が
伸びていなかったと思います。
(そもそも日本の受け入れ態勢的にも
2022年9月以降にようやく
緩和されつつあります)
フランスの場合は
主な国際線の離発着空港である
シャルル・ド・ゴール国際空港で
PCR検査を実施することができます。
(*要予約と聞いています)
国際空港ーパリ市内へは
鉄道・バスなどの交通機関、
もしくはタクシーで移動となります。
荷物や人数次第ではタクシーでも
コスパ的には良いかと思います。
パリ到着後翌日には帰国便に
乗る予定だったので
あらゆる交通機関を駆使して
予定していた訪問先を回りました。
パリ中心地はホテル代金が結構高いので
電車移動が苦痛でない方は
少し郊外のホテルでも良いかもしれませんね。
この後、
無事帰国することができることが決まった
我々はそれぞれの便で日本へ戻りました。
(*実は別便でした。)
(いったん)
以上です!それでは
OKD